Evernoteのように同期するメモ環境をDropBoxで構築する

メモが取りたい

思いついたらすぐにメモを取りたくなる。
ブログなどを書こうとすると、ネタになりそうなことは、すぐにメモがしたい。
仕事でもそうだろう。

そういうときは、Evernoteを使えばいいのだが、自分はどうも使いにくく感じる。
URLを貼り付けたときなど、自動でリッチテキストにされるのが、お節介に感じるからだ。

そこで、
Dropbox と Visual Studio Code (VSCode) を組み合わせて、マークダウンでメモをとるようにした。
1年ほどやってみて、うまく回せてきたので、その方法を書いておこうと思う。

必要なもの

  • Dropbox
  • Visual Studio Code (VSCode)

どちらもWindwos,Mac,Linuxのどれでもインストール可能なので、環境を選ばない。
Dropboxは、Googleドライブなど、他のファイル同期ソフトでも大丈夫。
メモだけであれば10MBもあれば十分だった。

そして、この環境でやっていけると思えたのが、Visual Studio Codeの登場である。
これが非常に使いやすく、動作も軽快で必要なものが揃っているので、これを選んだ。

やり方

  1. Dropboxのフォルダに、メモ用のフォルダを作成する。
  2. メモ用のフォルダに、メモのカテゴリを分けをフォルダで作成する。
  3. カテゴリごとに「メモの名前.md」などのファイル名にして、マークダウン記法でメモを取っていくだけ。

手順としては以上である。

非常に簡単。

私は、カテゴリのフォルダ名をつける際は、「A_TODO」など「A_」や「W_」などの接頭辞をつけている。
VSCodeでフォルダをサイドに表示した際の順番を指定するためだ。

こうすることで、カテゴリ名とは関係なく、フォルダの表示順を指定できる。

使い方

VSCodeでメモをとるときは、メモ用のフォルダが最近使用した項目に表示されているので、そこからすぐに開ける。
基本的にはVSCodeを起動しっぱなしにしておけば、気にならない。

スマホだとVSCodeがないので、マークダウンのメモを閲覧するだけならいいが、記述するのはツライ。
ただ、スマホで文章を書くのはもともとツライと思っているので、スマホでは閲覧さえできれば、それほど困ることはなかった。

注意点

ないとは思うが複数人で同時に二箇所で同じメモを開いて編集してしまうと、変更が衝突してしまうので、基本的に複数人で使うことはできない。

1人で使う場合も、DropBoxは常に起動しておき、メモが同期された状態を保たないと、同じことが起こるので注意が必要だった。
最初の頃は何度か、メモが衝突してしまい修正するのに面倒なことになってしまった。

テキストのメモの同期は瞬時に行われるが、メモを保存している間はPCを閉じないなど、気をつけないといけない。

まとめ

1年ほどやってみて、いろいろ試してみた中では一番しっくり来ている。
あとはスマホでVSCodeのようなエディタが見つかれば、より完璧になるはずだ。